自戒、点検、内省

終わらない反省会をしよう

常に脳内を駆け巡っている自分の中の「杞憂」を克服するための戦略

克服というとなんか杞憂は悪いもののように感じるかもしれませんが、メリットを活かしつつ、デメリットを極弱化するということを取り組んでいます。

わたしと杞憂

様々な杞憂が常にわたしの脳裏を駆け巡っています。それは仕事に関することだけでなく、キャリア、人間関係、健康など、生活のあらゆる側面に及びます。

例えば以下のようなことが様々なシチュエーションでこう起きたらどうしようああ起きたらどうしようというのをがだいたいずっと脳内でバックグラウンドジョブとして回り続けています。

  • 自分のやってることが無為になるのではないか
  • 仲間や家族からいらないと言われてしまうのでは
  • 収入が途絶えてしまうのでは
  • 好きだった食べ物がアレルギーがでてしまうのでは
  • 突然転んで怪我をしてしまうのでは

杞憂ぐせのメリット

わたしは変化が大きく不確実性が高い状況を好むところがあるんですが、状況への対応力の源泉がこの杞憂ではないかと思うのです。

もちろんときに現実は脳内想定を超えて大変なことが起きるわけですが、多くの人が不安がるようなことも平然と受け入れて前向きにかつ粛々とやっていけるのは、杞憂の思考によって鍛錬されているからといえます。

デメリット

杞憂はタダではありません。思考力・精神力を大いに消耗するのです。

そんなの「杞憂だよwwww と笑い飛ばせばいい」と思われるかもしれませんが、そうできたらこういう記事なんてそもそも書いていません。

「憂さ晴らしすれば?」とも思われるかもしれませんが、常時パッシブスキルとして稼働しているものなので、一時の憂さ晴らしで解消できるものでもありません。

うまく付き合うために講じていること

ひとつは高重量ウェイトトレーニングです。フィジカルを鍛えるとともに、頭脳の働きもホルモンの分泌も変わってきます。おそらくテストステロンの働きでしょうか、杞憂に対して考えるアプローチが攻勢のものがでてくるため、杞憂が杞憂を呼ぶスパイラルを変えることができています。

もうひとつは膨大な知識で学習に学習を重ねた人を巻き込むことです。LLMに適切なコンテキストと浮かんだ杞憂と考えた対策を渡してレビューさせています。

LLMは学習結果をもとに感情や気分でブレることなく思考を巡らせ結果を生成するため、対杞憂の大きな武器となっています。所詮自分の杞憂は自分の認知の世界の中でしかなくたくさんの隙や穴があります。それをロジック100%かつていねいな言い方で打破してくれて、いつでもどこでも何度でも、どんな突拍子も無い荒唐無稽で自然人だと耳に入るだけでダメージを喰らう杞憂でも扱わせることができるため、多様していく所存です。